2話は藤島家のご令嬢千夜の誘拐事件の解決に祝先生と鹿乃子が挑みます。
さて鹿乃子の能力を使ってどんな事件を解決するのでしょうか?その結末は?
この記事にはネタバレがあります。
嘘解きレトリック2話ネタバレ!千代誘拐事件の結末は
藤島家のご令嬢が誘拐されたと思われた事件。
藤島家は手広く商いを行う豪商ですが、恨みを買うような人物ではありませんでした。
初めての探偵としての依頼のあった事件ですが鹿乃子が嘘を見破り、それを元に事件を解決していきます。
結末は誘拐事件などなく、運転手の耕吉がお金欲しさにでっち上げた嘘の誘拐でした。
事件のあらまし
ある日祝と鹿乃子は大家さんにお届け物を頼まれて地元の名士藤島家を訪ねます。
丁寧に対応する妻雪乃に丁寧に対応されお茶をいただいているとそこに令嬢の千代が元気よく現れます。
彼女は新聞掲載の小説「探偵眉目秀麗(まゆめひでよし)の大ファンで物事を観察したり洞察したりすることを実践していました。
千代が芝居に出かけるのに歩いて行ける距離を車で移動するのに気づいた祝は何か問題を抱えていると推察し雪乃に尋ねます。
すると雪乃は主人藤島幸弘を呼び
「藤島幸弘 恨ミハ ワスレナイ」と書かれた脅迫状が届いていることを祝たちに明かします。
そこにメイドが脅迫文を持って駆け込んできます。
内容は「娘は預かった 警察に知らせれば娘の命はない」という身代金を要求するものでした。
それを持ってきたのは千夜を劇場まで送っていった運転手の耕吉でした。
耕吉は脅迫文を渡された状況を説明したのですが、鹿乃子はそれは嘘だと気づき祝に手信号で知らせるのでした。
祝と鹿乃子は事件の真相をどう明かす?
嘘をすぐに見抜いた鹿乃子ですが、ただ嘘というだけでは事件は解決しません。
さて祝はこの事件の謎をどう解き明かしていくのでしょうか?
嘘を知った祝は運転手耕吉に同じ質問を何度もする
耕吉は脅迫文を渡された後犯人を追いかけ殴られ怪我を負ってしまいました。
それでも劇場に戻って千夜の姿を探したがいなかったと証言しました。
そこで祝は
「千代さんは劇場にはいなかったのですね?」と尋ねます。
「いません」と答えた耕吉の発言は嘘でした。
つまり千夜は劇場にいるということ。
そこで祝は主人の幸弘と耕吉には内緒で母親の雪乃に劇場に千夜を迎えに行かせます。
その後祝は耕吉になん度も質問し、劇場に千夜がいなかったということを証言させます。
劇場から連れ戻されたご立腹の千夜登場
雪乃に連れ戻された千夜はたいそう怒っていました。
わけもわからず観劇中に呼び戻されたのだから当たり前です。
そして千夜は「ずっと劇場にいましたわよ」と不思議そうに言ったのです。
そこで皆に耕吉の嘘がバレてしまいました。
祝が何度も似たような質問をして千夜が劇場にいなかったのを確認したのは
「耕吉が嘘をついていたのが皆に明らかにわかるようにするため」だったと鹿乃子は気づきます。
脅迫文の矛盾点を次々に指摘いき真実を導き出す祝
そこから祝は脅迫文の矛盾点を指摘し始めます。
犯人が身代金の受け取りを急いでいるということ
千夜が劇場にいる時間は誘拐が嘘だとバレる心配がないのでその時間内に全てを終わらせなくてはいけなかった
犯人が顔を見られるリスクを負ってまで耕吉に脅迫文を送っていること
最初の脅迫文は庭に投げ込まれていたのに何故今回はそうしなかったのか?不自然であること
脅迫文と耕吉の証言が同時でなくてはならなかったこと
先に脅迫文を見られては千夜を劇場に探しに行かれて誘拐が嘘だとバレていまう。
自分の証言と脅迫文が同時にしなければ成立しなかったこと。
と次々に耕吉の仕業であったことを明かしていきました。
事件の真相実は脅迫されていたのは耕吉だった
嘘を見破られた耕吉は真実を語りました。
半年前同郷の旧友と再開しお金を騙し取られてしまった耕吉は多額の借金を背負うことになりました。
返済はしていたのですが最近は借金取りが藤島家の周りをうろつくようになりこのままでは藤島家に迷惑をかける、でも借金のことを話すとクビになってしまうかもと悩み犯行を思いついたのでした。
正直に全てを話し涙を流し土下座をして謝り耕吉は「今まで長い間お世話になりました」と言います。
ところが藤島は身代金として支払う予定のお金を「最初からそう言ってくれれば済んだものを」といい耕吉に渡すのでした。
謎解きレトリック2話の見どころ
藤島千代との出会い
千夜はわがままで短絡的ですが元気で嘘のない素直な性格です。明るくて鹿乃子もすぐに彼女を可愛いと思ってしまいます。
そんな千夜が最後には祝のことを好きになってしまいます。
これでライバルになるのかなと思いきや千夜も鹿乃子の慎み深い性格を好きになります。
耕吉を藤島一家の絆
普通は娘の誘拐をいくらフェイクとしても企てた耕吉をクビにしてもいい事件ですが、千夜は「耕吉はそんな人じゃない」と庇い、藤島は耕吉の借金を立て替えます。
そして耕吉の今までの勤務態度から人間性を信じて以降も雇うことにしてくれます。
千夜の純粋さ、父母の優しさを感じるエピソードです。
祝の探偵としての初仕事
この事件が探偵としての初依頼となります。それを鹿乃子の嘘を見破る力と鋭い祝いの洞察力とハッタリで解決に導きます。
改めて鹿乃子は祝いの洞察力をすごいと感じ尊敬の念を強めます。
そして祝に「君の力は素晴らしい」と褒められて自分に居場所を再確認した鹿乃子です。
初めてもらった報酬で喜んだのも束の間今までのツケでほとんどなくなってしまう祝に爆笑でした。
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まとめ
嘘解きレトリック2話のネタバレでした。
今回もおどろおどろした事件ではなく人情味のあふれる事件でした。
登場人物が皆優しくてほっこりしますね。
祝と鹿乃子の信頼がますます深まったと感じました。
3話も楽しみにしています。