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嘘解きレトリック9話ネタバレ!本当の孫はどっち?産着の背守りとは?

嘘解きレトリック9話ネタバレ!本当の孫はどっち?産着の背守りとは? 嘘解きレトリック

9話は資産家の実原夫人の実の孫を見抜いて欲しいとの案件が左右馬に舞い込みました。

孫は一人のはずなのになんと候補は2人。さて二人のうちどちらが本物なのか?それとも二人とも違うのか?

鹿乃子と左右馬はどうやって本当の孫を特定するのでしょうか?

嘘解きレトリック9話実原家に現れた二人の孫、本物はどっち?

鹿乃子と左右馬は馨の知り合い、作家のてんてんさんから相談を持ちかけられます。

それはあるご家庭の事情が絡んでるくので直接依頼者から聞いて欲しいと言われ左右馬たちは依頼者の家を訪ねていくことになります。

一軒の洋館で年配の主人実原久(さねはら ひさ)という女性二人をが待ち受けていました。

実原家の主人、久(ひさ)の依頼は?

代理人の神代弁護士が来る前に左右馬たちは依頼内容を聞くことになります。

久には依里という一人娘がいましたが、24年前19歳の時に親の縁談を無視してとある男性と駆け落ちしてしまいました。

久の夫はそれに怒り狂い娘を勘当してしまいます。

それ依頼娘の幸せを祈りつつも一度も会ってはいなかったのですが一昨年夫が亡くなり遺品を整理していると娘が駆け落ちした半年後に行方を調べていた調査書類を見つけます。

それによると小さな町で名前を変え慎ましくも幸せに暮らしていると書いてあったのです。

これを見た神代弁護士が行方を調べると娘の依里は24年前に子供を出産の折に亡くなっていたことがわかります。

その子供を引き取ってくれた人物も今は行方がわからず依里の子供も行方知らずになっていいたのです。

孫の候補は二人?嘘をついている人物は二人いた

神代弁護士は孫を探しているという新聞広告を出し、候補の中から条件に一致している青年を最終的に二人選び出しました。

最初に現れた青年は依里の使っていた偽名を知っていた徳田史郎、その7日後にも娘の偽名を知っている本条皐月という青年が現れたのです。

依頼はこの二人と会ってどちらが本物か見極めて欲しいというものでした。

やがて二人の青年と左右馬たちは食事をしながら話をすることになります。

二人のうちおちらが嘘をついているのか判ればいいことなので簡単に偽物を判断できるはずでした。

鹿乃子の能力を使うために左右馬は二人に名前を聞きます。

食事中史郎のいうことは全て嘘だと鹿乃子は聞き分け、ナイフとフォークの置き方で左右馬に知らせました。

もう一人の皐月の言葉には嘘がありません。

でも食事を共にした中にもう一人嘘をついた人物がいたのです。

それは依頼主の実原 久でした。

背守りの話を久が隠していた理由は?

皐月は産んでくれた母親が産着につつじに似た背守りを縫っていてくれたこと。

育ての親がそれにちなんでつつじの花に似た皐月という名前をつけてくれたこと。

産着は災害で失われてしまっていることを語りました。

それは既に久も知っている事実でした。

その話を左右馬たちに話していなかったことを神代弁護士に指摘されると久は「時間がなかったので(話していない)」と嘘をついたのでした。

久が嘘をついたのは何故だったのでしょうか?

それは一目顔を見て皐月が依里の子供だと直感で分かったのに

皐月が言ったつつじの背守りは依里が親元から離れる前に決めていた絵柄と違っていたからなのです。

それを左右馬たちに言ってしまうと皐月が孫で無いことが確定になってしまうかもしれないと思ったからなのでした。

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皐月が本当の孫なのかどうやって証明する?

謎解きの方法は皐月に子供の頃みた背守りを書いてもらうこと。

そして久が依里のために塗った背守りと比較することに。

その結果は果たして?皐月が本当の孫だと証明できたのでしょうか?

詳しく知りたい方は原作を読むことをおすすめします。

偽の孫を名乗った徳田史郎の正体は?

徳田史郎は左右馬たちが謎解きをしている間に姿を消していました。実はその名前は偽名。たまたま一緒に働いたことのある人物の名前なのでした。

慌てて左右馬たちがバス停に追いかけると「これ以上実原家に関わるつもりがないこと、皐月の幸せを願っていること」を話します。その言葉に嘘はありませんでした。

そして鹿乃子に「今の僕の話は本当?嘘?どっち?」と鹿乃子が左右馬にいつも送っている手の信号を真似て見せるのでした。

ちぃ
ちぃ

ひゃ〜鹿乃子の能力がバレてる?

にゃんこ先生
にゃんこ先生

原作では今後史郎はしつこく絡んでくるよ

嘘解きレトリック9話原作ネタバレ!背守りって一体何?

嘘解きレトリック第9話の原作はコミック5巻の24・25話です。

この案件にキーになるのは背守りです。

背守りとは?

まず、背守りの説明からしておきますね。

背守り(せまもり)とは、子どもの着物の背中に縫い付けられたお守りのことです。

着物を仕立てる際、左右の布をつなぎ合わせるため、背骨に沿って「背縫い」と呼ばれる縫い目ができます。
昔の人々はこの縫い目が魔除けの役割を果たすと考えていました。

けれども、赤ちゃん用の着物は小さく、背縫いがありません。

そのため母親たちは、魔除けとして背縫いの代わりにお守りを背中に付けるようになりました。これが「背守り」の由来です。

正確な始まりは不明ですが、鎌倉時代の絵巻物『春日権現験記(かすがごんげんげんき)』には、背守りが縫い付けられた着物を着た子どもの姿が描かれていて、この風習が古くから存在していたことがわかります。

また、昔の人々は「人間の魂は背中から出入りする」と考えていました。
魂が体外に出ると体調を崩したり、ぼんやりしたりするだけでなく、長引けば命を落とすとされていたのです。

さらに「7歳までは神の子」「7つまでは神のうち」といった言葉が示すように、小さな子どもは特に不安定な存在と見なされていました。

7歳になるまでは魂がこぼれ落ちやすく、神様のもとに戻ってしまうかもしれない、と考えられていたのです。

そこで、背中にお守りを付けることで魂を守り、安全を祈ったのが背守りの役割だったのです。

背守りに使われる絵柄は、縁起の良いものが多く、デザインもさまざまです。

明治時代には女性の教養として学ぶように

例えば、生命力が強く、まっすぐに成長する麻を象徴する「麻の葉」や、長寿の象徴とされる亀を模した「亀甲」、持ち主を守る道具として縁起の良い「矢」などが代表的なモチーフとして用いられていました。

明治時代に入るころ、背守りは女性の教養の一環として学ばれるようになりました。刺繍や和裁の授業に取り入れられたことで、デザインの幅が広がっていきます。

伝統的な呪術的モチーフにとらわれず、ウサギや植物、ちょうちょなど、装飾性やデザイン性の高いモチーフも取り入れられるようになりました。

また、当時の裁縫の教科書には、背守りの図案やその縫い方が記載されており、実用性だけでなく美しさも重視されたことがうかがえます。

当時の裁縫の教科書には、背守りの図案や縫い方が記されています。

ちぃ
ちぃ

嘘解きレトリックの時代では
お嬢様たちは背守りを縫う授業を受けていたってことなんだね。

にゃんこ先生
にゃんこ先生

背守りついた出産祝いとか喜ばれそうだね


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嘘解きレトリック9話ネタバレ!背守りって一体何?まとめ

昔は子供が大人にまで成長するのがとても大変だったんですね。

そんな事情から子供の健やかな成長を願い背守りという文化ができました。

これも母親の愛と言えるしょう。

今回のお話はそんな母親の愛情が孫を特定する手がかりとなりました。

ドラマでは鹿乃子が洋装で左右馬と出かけていきますが、原作のこのエピソードにはそのようなシーンはありません。

鹿乃子が原作で洋装をするのはコミック7巻の終わりと8巻の初めだけ。その時も左右馬が鹿乃子に「かわいいね」と言っています。

このシーンを原作のどこにどう絡ませるかはドラマを視聴してみないとわかりません。

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